紫芋で干し芋。
普段は焼き芋ばかりなので
たまには変わり種をと思い。
紫芋の九州137号を使用。
小さ目のを丸ごと蒸して、
半分に切って、
天日干しすること3日くらい。
蒸したての熱々は、
ねっとり食感で
甘くて美味しかった。
正直なところ、
その時全部食べて
しまいたかった。
そのくらい美味しかった。
しかし、
3日間我慢すれば
さらに美味しい芋になって
帰ってくると信じ、
つまみ食いは最小限に。
そして、
寒風に晒され、
太陽の光を浴び、
今日の良き日、
干し芋となって帰ってきた。
・
・
3日間待ったかいがあった。
あの時、
煩悩のままに
つまみ食い終わらなくて
良かった。
欲を抑えし者、
真の芋の美味しさに
気付けるのだ。
・
・
・
なんてことは
まるでなかった。
正直なところ、
つまみ食いした時が
一番美味しかった。
3日間待ったかいは
なかった。
おしまい。