草を抜いたら次は、
その辺に生えている草を刈り取って
通路に敷きます。
(音は出ません、作業風景動画です)
なぜこんなことをするかと言えば、
さつまいもにとって喜ばしい
ことであると
私が思っているからです。
私は栽培に関して、
大切にしている事の1つが、
『作物がのびのびと育つ環境を
整える』
ことです。
そのためには、
ストレスになることはできるけ
取り除いてあげる必要があります。
草を取るのは、
光合成の邪魔になるからです。
草を敷くのは、
強い雨が降った時、泥が跳ねて
葉っぱに土が着くのを防ぐためです。
濡れるのはいいとしても
泥が一緒だと、
苦しいです。
と、私は思っているのです。
でも、結局これは、
僕から見たさつまいもの
世界であって、
さつまいも自身からみた
世界ではないんですよね。
だから、
さつまいもにとって喜ばしい
ことであると【私が思っている】
と申し上げました。
良かれと思ってやったことが
その人にとっては、
迷惑ってことよくあります。
人間同士ならコミュニケーション
とってそこは改善できますが、
作物は話してくれないので、
最終的に
美味しいものができたら
今年やったことは、
正解(作物にとって嬉しいこと)
だったということにしています。
美味しい作物をつくるのに
あえてストレスを与えるって
方法もあります。
あれはなぜ成立
しているかというと、
作物がドMで栽培者が
ドSだからなんですよね。
おしまい。