冷蔵庫に置いてあった食べ物が
無くなった時の悲しさってありますよね。
 


 
一人暮らしなら食べるのは自分
しかいませんから無くなることはないのですが、
 
家族と暮らしていたり、
二人で暮らしていたりすると、
 
 
知らぬ間に、冷蔵庫から
 
 

まなべまなべ

よし♪今日仕事終わったら冷やして置いた焼き芋を食べるぞ!

と意氣込むでいた
さつまいも氏が無くなることがあるのです。
 
 
今日はそんな、「さつまいもの悲劇
 
を皆様にお伝えせねばなりません。

 
 
別にさつまいもに限った話ではないのです。
 
 
プリンでもアイスクリームでもケーキでもいいのです。
 
 
冷蔵庫に楽しみに保存してあった
食料が無くなる悲しみ
 
 
それをシェアしたくこの文章を書いています。
 
 

  

私には兄貴と妹がおりまして、
実家で暮らしていた時は、
常にこの恐怖と戦わねばなりませんでした。
 
 
次男坊というのはどういうわけか
 
中間管理職という桶狭間の戦いのやうな役目を
 
背負うのです。(意味不明)
 
 
アイスクリームを冷凍庫に保存してあっても 
 
兄貴か妹か誰かが食べる事件に巻き込まれていました
 
 
こうした時、私は仕返しとして 

 
冷蔵庫の中のプリンなりゼリーなりを
 
食べるのです。

 
その後の結末は、言わずもがなわかるでしょう。 
 
そうです、 
 
プリンやゼリーが兄貴のものであった時、
 
 
「誰や俺のゼリー食べたやつ」
 
 
と言って、僕は怒られるのです。
 
 
こうした鬱憤は、連鎖されます
 
皆様、柑橘類の八朔(はっさく)と言う果物をご存じ
でしょうか?
 
 
そうです、皮むくのが少し面倒臭いですが、 

あの果実の美味しさと言ったら
 
森の中でトトロに出会うような感動を覚えるものです。 
 
 
『あぁ、森の中歩くの疲れるから
 歩く歩道でトトロに会いに行けないかなぁ』
 
 
と誰しもが考えることでしょう。
 
 
八朔の話に例えるならば、
 
「誰かが皮を向いて果実だけの状態に
 してくれればいいのになぁ」
 
 
です。
 
 
こう思っていた矢先、
 
妹がせっせと八朔の皮を向いて
 
果実状態にしてタッパーに入れて、
 
冷蔵庫に冷やしているではありませんか。
 
 
これは、まさにトトロにすぐ会いに行ける状態です。 
 
 
もちろん、妹からは
 
「これは絶対食べるな」 
 
という暗黙の司令が出せれているわけです。 
 
仮にそんな司令を察知できなくても 
 
冷蔵庫を開けて、 
 
皮の剥けた八朔の果実があろうもんなら 
 
「きっと、誰かが皮を向いたのだろう」
 
と思いを巡らし、
 
そのままにしておくと言うのが
 
人間の合理的な態度です。
 
 
しかし、
 
次男坊という真鍋は非常に不合理な人間です。 
 
 
【あと一歩手を伸ばせば
目の前のトトロに触れられるのだから
 
手を伸ばせば良い、トトロがどこから来たかは知らんが。】
 
 
という考えのもと、 
 
皮の剥けた八朔の果実を食べたのです。
 

やはり、それはとても美味しかったです。 
 
なぜなら面倒臭いあの皮むき作業が
 
ない八朔なのですから。 
 
 
しかし、その後、
 
冷蔵庫に冷やして置いた八朔が減っている
 
ことに氣付いた妹氏は機嫌を損ねていました。
 
 
UFOキャッチャーであと100円使えば
トトロのぬいぐるみをゲットできるのに
 
100円が不足して両替機に行っている間に
誰かの手によって
 
トトロのぬいぐるみがゲットされてしまっていた。 
 
ということなのですから。
 
 
さて、 ここまでのお話をおさらいしましょう。 
 
 

  • 冷蔵庫に入れてある自分のご褒美ゼリー的なものが
    無くなると悲しい
     
  • 人は冷蔵庫の中のものを食べる
     
  • お家に帰ってご褒美ゼリーが無くなっていたら
    悲しい
     
  • 悲しみは連鎖する
     

 
です。

 
今回お話したのは小学生中学生の頃の
 
もうずっとずっと前の話です。 
 
 
しかし、 
 
社会人になって再び
 
【冷蔵庫の中のものが無くなる悲しみ】

 
を体験することになるとは

 
一体誰が予想したことでしょう。
 
 
 
次回、
 
『誰だ!
 俺の冷蔵庫に冷やしてあった焼き芋(食べさし)を食べたのは!!』
 
東京で勤めていた会社で起きた
焼き芋紛失事件を取り上げます。
 
 
今回は以上です。 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。 
 
=まなべ農園 真鍋和孝=

いちご大福もそんな時代があったのね
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