今回は、
「食料自給率が低いとなにがいけないのか?」
別に、低くてもいいじゃん。 〜国際安全保障の視点、【前編】〜

についての投稿です。

 
巷で議論になる

「食料自給率が低い問題」
 
個人的に前々から疑問に思っていたのですが、
これは本当に問題なのでしょうか?
 
つまり、
 

「食料自給率が低いのは本当に問題なのか?」

 
という問いをたて、
 
国際安全保障の視点から食料自給率を考えよう
 
ということです。
 

 
畑を耕していて、身にしみて感じるのは
 
次の2点です。
 
 
1.石油がなければ
機械も動かせないし出荷もできないし
何もできなくなるよなぁ…

2.大切な燃料は、お金を出して買うから
お金がなくても困るよなぁ…
 
 


 

読書の秋ですね。

最近、フリージャーナリストの

烏賀陽弘道さんが新刊

世界標準の戦争と平和 ーー初心者のための国際安全保障入門

(扶桑社)」を出版されたので早速読んで見ました。
 

なぜ、読もうかと思ったかというと、
ファンだからです。

好きなアーティストが新曲を出すとCDを
買いたくなるようなノリです。

 

烏賀陽さんは最近「烏賀陽ラジオ」

というYoutubeのラジオ番組も始めました。

ここでは、読者からの質問を受け付け、

それに烏賀陽さん本人が答えてくださるという

スタイルもとっています。

ですから、

本を読んで

私が思った疑問をラジオに投稿して

それに答えていただくこともできました。

この先、

私がした質問【前編】

それに対する烏賀陽さんの見解【後編】

書きたいと思います。
 
 
長くなるのでこの投稿では
 
【前編】として
私がした質問内容についてだけを
載せ、後編では、それに対するこたえ
を記載します。

ラジオ番組はこちら↓↓
真鍋の質問は2:33:00 頃に取り上げられます。
 
 

 
本を買って読んで
世界標準の戦争と平和 ーー初心者のための国際安全保障入門
https://www.amazon.co.jp/dp/4594082335/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_FCVQDbGC3ECZ6

 
(リンクをクリックすればアマゾンのページが開きます)

ラジオを聴いていただくのが
よろしいかと思います。
 
自分の復習も兼ね、
文字にして残して置いている次第です。

 

まず先に私が投稿した質問はこちら。

(1200文字)

 

>>質問始め>>

まなべまなべ

「第3章 食料、エネルギー共に国外依存する日本」

を読んで思ったことです。 

食料自給率の話が出てきます。

現在日本の自給率は37%です。

国内でどれだけ食料が自給できるかは

安全保障を考える上で、とても大切なことです。

 

農業は機械がなければ作物を生産できません。

農業機械(トラクターなど)は石油で動きます。

また、(窒素化学)肥料を作るのにもエネルギーを使います。

生産された作物を食卓に届けるのにも

石油を使います

食料自給率の37%は石油依存度100%と

言っても過言ではないのだと思います。

 

つまり、安全保障政策の最優先事項は

食料の裏側で支えている石油(エネルギー)を

確保することだと思います。

 

石油はお金がないと買えません。

ですから、お金を稼ぐ、

経済発展が大切なことだと思って居ます。

 

では、クライシスに備えて、ガチで

日本国内で食料を自給しようとした際

まずは、燃料を自給するところから考え始めなければ

なりません。

トラクターは電力で動きませんから

電力エネルギーを活用しきれません。

 

ということは、

どうにかして、ディーゼルエンジンを動かす

燃料を自給する必要があります。

ヘンプオイル(大麻)やピーナッツオイル

でディーゼルは動くという話もあります。

 

しかし、これは、結局、

貴重な食料生産の畑を

燃料を動かすための畑に転換せざるを得ないので

うーんという感じです。

 

ベストな選択は、

貴重な燃料は流通に使うとして、

エネルギーに依存しない作物を栽培する必要があります。

詳細は省きますが、事実、サツマイモは化石エネルギーを使わなくても

栽培できかつ、お腹も膨れる面、栄養面、で

ナンバーワンの作物です。(タンパク質は補う必要あり)

 

でも、正直、この状況は

世も末です。

世界との交易が完全に打ち切られた場合です。

世も末も考えつつ、

私は、諸外国と仲良くする必要の方が強いと思います。

 

ですから、

「エネルギー確保」「石油を買うためのお金稼ぎ(経済発展)」

 

は、これからの日本の安全保障を考える上えで

一番根底に流れている大動脈みたいなものだと思いました。

 

それで、話は一番はじめの食料自給率に戻ります。 

 

食料自率が低いことの何が問題なのか

ということです。

 

逆に考えれば、食料を依存を海外に依存すれば

するほど、諸外国と相互依存状態になりそれだけ戦争するメリットはなくなるわけです

実際今すでにそうです。エネルギーもそうですが、

野菜の種のほとんどは、海外で生産されています。

(日本でタネを生産するより天候条件などから海外の方が都合がいいため)
 
 

ですから、
食料自給率を上げる下げるというのはあまり意味がないのかと思います。

仮に自給率が100%になったとして

それは、石油を使って生産された作物100%

になるわけでございまして、

海外に依存していることにはかわりないわけです。

 

結局のところ、

「食料自給率が低い!やばい!」

というのは、

農水省が予算を取りやすくするために

危機を煽っているのではいか

と思うのですがいかがでしょうか?

 

 

>質問終わり>
 
 
次回【後編】では、
烏賀陽さんの回答並びに
新たに出てきた視点、疑問を
加えながら、
 
詳しく食料自給率について考えていきたいと
思います。
 
 
=まなべ農園 真鍋和孝=