クリスマスなので年一回の牛肉を買う季節。
セロリと炒めて食べる。一昨日買ってきたけれど、
重い腰が上がらない。今朝、賞味期限を確認。過ぎていた。
まぁ関係ない。それよりよく見たら、【穀物飼育牛】のラベルが。


 
穀物飼育牛
 
買うときは値段しか見ていなかったから
氣にも止めなかったけど。
 

=牛は何を食べるか?=


 
基本、牧草である。
でも、今出回っている多くの牛は
穀物(モロコシとか)飼料を食べる。
 
なので、日本の牛肉の当たり前は、
 
「穀物飼料を食べて育った牛」
 
である。
 
それが当たり前。
 
でも、本当の本当の”当たり前”は、
牛は牧草(枯れ草、生えている草、ももちろん、時々穀物も食べるが、
基本、牧草)
 を食べる。
 
 
本当の当たり前=牧草
今の当たり前=穀物
 
だから、牧草で育った牛は 
 
「グラスフェッド牛」

という言い方をされ、特別感を
醸し出されている。
 
肉に限らず、バターも。
グラスフェッドバターというのもそう。
 

ちなみにこれもNZ産のバター。グラスフェッドバターである。生産元の公式サイトにて確認。餌が足りない季節は穀物を与える。ちなみに価格は、国内製造バターよりも安い。私はいつもNZ産のバターを買う。ちなみに関税がかけられて431円/(税込)250gの値段。
国内の某バターは431円(税込)/200g
で販売されている。


 
でも、本当に特別なのは
 
穀物フェッドバターであり
穀物フェッド牛なのである。
 
 
当たり前のことをわざわざ
言葉にする人は少ない。
 
日本で穀物飼料を食べて育った牛
はこちらです!!!! 
 
というのは当たり前だから。
 
穀物飼育牛!というのはない。

 
でも、ニュージーランドでは
グラスフェッド(牧草食べ牛)が普通。
 
これは、マクドナルドで使われている
牛肉もそう。
お客様センターに聞いたら
本当に本当に
グラスフェッド100%の牛肉しかハンバーガーに
使っていない。

 
だから、 ニュージャージーランド牛はわざわざ
 
穀物飼育牛
 
という表示をしているのかもしれない。
 
 
自分の生きている世界の
当たり前が何で出来上がっているのか
観察するのはとても面白い。

と牛肉を見て思った。