今回は、しばし夢をお話いたします。
2020-2021秋冬春にかけては、まなべ農園で
収穫されたさつまいもを使って焼き芋屋を
オープンしたいと考えています。
そのために、同じように、
自然栽培でさつまいもを栽培し、
それを使って焼き芋屋さんを
やっている方の元へ、お話を伺ってきました。
この投稿では、誰かに読んでもらうことを
目的とせず、私の感じたことをメモする
ような形で書き進めていますので
読みづらい点ばかりだと思います。
宜しくお願い申し上げます。
場所は新潟県五泉市。
焼き芋屋さんは、スーパーマーケットの
入り口に場所を借りてオープンしています。
これから焼き芋の話をしたいのですが、
このスーパーを話さずに
見て見ぬ振りをするということは、
急須に入れたお茶をそのまま
がぶ飲みするような無作法に匹敵します。
よって、作法を守るためにも
このスーパー(名前は、エスマート、店長は鈴木さん、
3児の父)
に触れておかねばなりません。
正直に申し上げますと、
このエスマートさんは、本当に
辺鄙な場所にあります。
立地的にはど田舎のスーパーです。
ど田舎のスーパーと言えば、
市街地にある大型店スーパーにも置いてある
凡庸な商品が少し割高で売られている、
特に目新しいものはなく、どこか古びていて、
あまり、楽しい場所ではない、
という固定観念が私の中にありました。
ですから、待ち合わせの時間前に
少し店内をうろちょろして
「あぁ、やっぱり田舎のスーパーは
どこも同じようなものだよね、、」
と感想を持つはずでした。
ところがです。
エスマートさんは、
「うそやん!!」
っていうくらいに、
お買い物が楽しいスーパーだったのです。
店舗もそこまで広くありません。
というか、狭いです。
私が普段行くお氣に入りのスーパーマーケット
の店舗に比べると三分の一、いや、4分の1、
くらいの大きさです。
多分、コンビニエンスストアとほぼ同じなのではないか
と思うくらいの大きさなのです。
- 大きさではなく
- 商品の豊富さではなく
- 立地条件でもなく
品揃えが豊富
イコール
やたらめったら品数が多い
ということを意味しません。
エススーパー(店長、店員)が選ぶ
「美味しいもの」
が置いてあるのです。
そのポップも面白いです。
例えば、とあるビールは
飲食店で飲めば500,600円くらい。
ここで買えば198円!
みたいなことが書いてあるわけです。
本当に商品に対して率直に思ったことが書いている
popです。
とは言え、凡庸な商品が置いていない訳では
ありません。
よく見る商品も起きつつ、
たまにはこれを食べたいよね、
というニッチな商品も取り揃えており、
ハイブリッド型なのだと思います。
個、ニッチ、
やっぱり、面白い、楽しいところに
人は集まるのではないか、と思う訳です。
正直、また行きたいのです。
店長鈴木さんともお話しましたがとても面白い人でした。
真ん中が真鍋。
おっと、焼き芋屋さんのお話をするのを忘れて
しまいそうでした。
これでは、せっかく急須のお茶を
湯飲みに入れたのに
飲まずに家に帰るようなもので、
それもまた無作法に当たります。
よって、淹れたお茶は胃袋に入れてこそ
価値を持つのであります。
焼き芋の品種は、
べにはるか、
この一種類のみを焼かれていました。
↑焼いている様子
焼き芋機もたくさんの種類があるようで
どのものにするか迷いそう〜だけれども
ガス式にしようと思います。
なにはともあれ、帰り道に
雪がうっすら残る、田んぼを眺めながら
少し遅めのお昼ご飯としました。
スーパーで購入したお惣菜も一緒に食べながら。
べにはるかは普通のスーパーにも
よく売っていますね。
でも、私は時々、甘さがどぎつくて苦手
なものもあります。
今回、塩原さん(焼き芋屋さん)のものは、
味に丸みがあって、柔らかい感じを受けました。
やっぱり、生産者がそのまま焼き芋にする、
というのは、その人の人柄がダイレクトに
伝わってきます。
私は、生産物は人を介せば介すほど
情報は薄まると思っています。
伝言ゲームみたいなものですよね、
さつまいもが持っているものを
そのまま100%体内に入れるには、
できるだけ、近いところで
口にしたいものです。
おいそがしい中、お時間を割いてくださり
本当にありがとうございました。
他にも、保存など色々お話をしましたが、
そのお話は全て私の中に入っています。
最近は、伝えられることの限界を
感じています。
でもその中で伝えらることは
書いてゆこう、完璧でなくとも、
ということで今回はメモ風になったことと
存じます。
まなべ農園も
今年はたくさん芋を栽培しようと
思います。
今のところ、
数種類の焼き芋をやる予定ですが
未定です。
なにはともあれ、
乞うご期待。