美味しいあんぱんに出会えたので
皆様に報告する次第でございます。
私は、あんぱんが好きです。
でも
さつまいもの方がもっと好きです。
昔は、
餡子に関する記事だけで何千文字と書いており、
一つの記事を読み切るのに5分以上かかってしまい
ご迷惑をかけてしまいました。
今回は、
シンプルに20秒ほどで
読み切る記事を目指しました。
あんぱんが美味しい、
これだけが伝わればいいと思ったのと、
改めて、
真鍋は餡子とさつまいもと
二股をかけるような人間ではなく、
さつまいも一途である、
という人間の証明に
この記事がなればいいと願っています。
出会い
普段は立ち寄らない、
近場のスーパーに行きました。
草刈りした後、
喉が乾いたのでお昼ご飯前に
アイスキャンデーでもかって
スッキリしようと思ったからです。
でも、甘いものが食べたくなったな、
パンコーナーでも覗こう、
と思って、のぞいてみたら、
そこには、みたこともない銘柄のパンが
置かれていました。
普段は山崎製パンのあんぱんしか
置いてないのに、
今日は、なぜか、
隣町のパン屋さんの
パンが置かれていました。
初めて見る屋号でした。
あんバターパンと
あんぱんが置かれていました。
初めはあんバター食パンしか
目に入らなかったのですが、
あんぱんセンサーが反応してくれ、
あんぱんを見つけることができました。
値段は、260円。
あんバターパンは、140円くらいだったので
100円くらい高い買い物となりそうでしたが、
手元には、274円あったので、
260円なんてちょろい買い物です。
なぜ274円も持っていたのかというと、
軽トラの中から発掘されたお金です。
時々、お金って変なところから
発掘されますよね。
この時、すでに、
アイスキャンデーのことは
頭にありませんでした。
さて、私はあんぱんを片手に、
レジに並ぼうとした矢先、
おっさんが、
パンコーナーにやってきました。
山崎製パンのあんぱん
手にとっては
「ちゃうねんなぁ」
という顔をしていました。
もしかしたらこのおっさんは、
僕が手にしたあんぱんが
欲しかったのかもしれない。
僕はそう思いました。
けれど、
あんぱん争奪戦に負けるわけには
いかなかったのです。
だから私は、
おっさんに、
「もしかしてこのあんぱんを
狙っていましたか？」
と聞きませんでした。
黙っておけばいいのです。
私もはじめから
このあんぱんを買いに
このスーパーにきたのだ、
と堂々とした態度でレジに並びました。
さて、いよいよ会計です。
私は手元に274円も持っている金持ちです。
さぁ、早くバーコードをスキャンしたまえ、
なんなら、
260円、ぴったり払えるぞ、
と金持ちの威張りを見せていました。
「ぴ。
280円になります。」
・
・
・
なんやて！！
「消費税がつきまして、
280円になります。」
私は、ポケットを探っても
280円に届きそうな音はしませんでした。
・
・
・
これはスタバ形式だ。
私は思い出した。
いつかのデートで
スタバに行った時のこと。
小銭入れに入っている
金額とメニューに書かれている金額と
入念にチェックし、
よし、小銭入れの中のコインで
十分事足りるぜ、札入れよ、
お主の出番はなさそうだ。
しかも今日は奢っちゃうよ、
とノリノリで
会計に進んだ。
〇〇円、〇〇円、計〇〇〇〇円
おお！これぴったりやん！
小銭入れに入っている小銭金額と
スタバメニューに書かれていた
金額とが一致したのだ。
ドヤ顔をした矢先、
ぴろん、スタバのレジスターが、
消費税を加算しおった。
そう、
みんなも騙されたらダメだ、
スタバのメニュー表は税抜き価格なのだ。
私は札入れに向かって、
お主の出番だよ、
とつぶやいたのであった。
・
・
・
私は、レジの人に、
軽トラに戻ったらお金はある、
軽トラに戻りさえすれば、
このあんぱんを買うための
お金は十分にある、
だから、
絶対戻ってくる、 😎
そのくらいの意氣込みで
一旦退却しました。
そして、私は、見事
望んでいたあんぱんをゲットしたので
あります。
これぞ金持ちの買い物です 😉 。
では早速、
何にそんなに感動したのかに
ついて書きます。
まず第一に、
パンがうまい！！！
あんぱんというのは、
一口目にパンの部分から
味わう仕様となっています。
つまり、あんぱんの
主役は餡子であれ、
第一印象は、
パンで決まるのです。
このパンがまずければ
どんなに餡子が頑張っても
挽回するのは難しいでしょう。
なので、第一印象のパンを
おそろかにしているあんぱんは、
合コンに行ってもモテない
と思います 😐
一口かじった時、
「あぁ〜、これは、小学校のとき食べた、
給食に出てくるバターロールの味じゃぁ」
と感動しました。
ちゃんと密度のあるパンなのです。
比較してはいけないものと
比較すると、
例えば、コンビニの安いあんぱん
はパン、スカスカですよね、
ぱふぱふしていて、
見た目はいいけど
喋ってみると退屈だった、
みたいな感じです。
別にコンビニはコンビニの
あんぱんでいいのです。
私は、美味しいあんぱんが
食べたい、
ただそれだけです。
I just want to eat a good anpan, that’s all.
いくらパンがよくても、
餡子がイマイチだと、
なんだ、あんぱんじゃなくて、
結局、パンじゃん。
ってなります。
そして、いよいよパンエリアに
差し掛かり、パクリ。
これはうまいやつじゃ〜
ほのかに芳る、あずき。
そして甘ったるくない
甘さ加減、
そのどれもが私の好みと
一致していました。
自家製餡子なのか
既製品餡子なのか
の判別はつきませんが、
自家製あんのような氣もします。
どちらにせよ、
このパンにこの餡子の
組み合わせは最高だったという
ことです。
ゆえ、
私は、
美味しいあんぱんに
出会えました。
感謝。
おしまい。
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