今回は、オフラインにて(つまり独りぼっち)
餡子3種類を食べ比べたので
そのレポート記事です。
この記事を読んだ方が
餡子を食べたくなったら嬉しゅうございます。
 
 
さて、早速今回食べ比べをした
餡子3種類をご紹介します。
 

 
メーカーは井村屋さんです。
 
アイスのあずきバーやあんまんなど
を見かける方もいらっしゃるかも
しれませんね。
 
なぜ、この3種類を選んだのか
理由を申し上げます。
 
同じメーカー内でも
餡子の味に違いはあるのか? 🙄 
 
という疑問を純粋に知りたかったから
 
です。
 
12時の方向に位置している
セブンイレブンのゆであずき缶。
これは原材料の小豆に
北海道産きたろまん100%使用
しています。
 
3時の方向に位置している
ゆであずき缶。
 
実はこれは、あまり見かけない
レアなゆであずき缶です。
よく目を凝らして見ると、
 
井村屋という屋号の上に
 
【北海道産小豆100%使用】

と書かれています。
 
逆によく見かけるのは、
9時の方向に位置する、
 
パウチ版のゆであずき。
 
これは、パカ式缶版にも
あったりしますが、
 
ポイントは、
屋号の井村屋の上に
何も書かれていない点です。
 

 
これは何を意味するかと言うと、
 
北海道産の小豆が
使われているのではなく、
外国産の小豆が使われている
 
と言う事です。
 
外国産とはいえ、大体は、
 
日本で馴染みのある品種
 
「エリモショウズ」です(だと思います)。
 
 
私は国産だろうが
海外産であろうが、
 
美味しいものが好きです。
(フードマイレージ等の事は
今回は考えません 😎 ) 
 
 
つまり、今回の食べ比べの
注目ポイントは、
 
外国産小豆と
北海道産小豆の味わいの
違いを
 
純粋に食べ比べることができる
 
と言うことです。
 
用意した3種類の餡子は
 
全て井村屋さんが製造しています。
 
よって、比較する時のポイント
 
条件を揃える
 
が整っているわけです。
 
これでもし、
 
外国産の小豆を使って
別の会社が餡子を製造したものを
食べ比べると、
 
味わいの違いが
 
・製造者の腕前から来るものなのか
・小豆の栽培地によるものなのか
 
を確かめることができません。
 
ですから、
 
同じ製造メーカーが
 
違う産地の小豆を使って
 
餡子を作ることが大切なのです。
 
ただし、
 
本当は、もう一つ、
 
揃えなければならないものが
あります。
 
それは品種です。
 
でも、ここでは無視して、
 
外国産小豆と北海道産小豆
 
の味わいの違いをみる、
 
というライトな感じ
 
食べてゆきましょう。
 
 
それでは、
 
餡子オープン!!
 
 
 
 
余談ですが、北海道で生産されている小豆は
 
・エリモショウズ
・きたろまん
・きたのおとめ
 
がそのほとんどをしめています。
 
 
さて、
 
オープンしたので早速食べます。
 
余談ですが、
3時の方向に位置している 
北海道産小豆100%ゆであずき
は、パカ式缶ではなく、
 
缶切りでゴリゴリ開けるタイプ
ですので
 
お家に缶切りがない方は、
 
100キンなどであらかじめ
購入されることをオススメします。
 
 
ではそれぞれの
感想です。
 
それぞれの餡子に
番号を振って、お伝えしやすく
ますね。
 

時計の針がある場所式に振り当てました

 
3種類の比較は
 
全部で3通りです。
 

12と3

結論からいえば、
3の方が好きです
 
この勝負の見所は、
 
同じ北海道産の小豆を
使っている点にあります。
 
3の方は、品種は
エリモショウズ、きたろまん、
きたのおとめ、のどれか
単一品種かもしくはブレンドか、
だと思います。
 
仮に、12と同じきたろまん
だったとしたら
面白いですが
食べた感じ全然違ったので
多分、きたろまんではない氣がします。
 
でも、12の方は、
小粒だったので、3がきたろまん
だとすると、粒の大きさでここまで
味わいが違うくなるのかと
驚きです。
 
なにはともあれ、
 
私は、3の方が好みです。

 
理由は、
香り(ここでは風味と同義とする)
も味も12番は薄かったからです。
あっさりしているといえば
いいのでしょうか。
淡白な感じです。
 
3は、12よりも
風味も強く感じましたし、
粒も大きく
豆感も残っていました。
ただ、皮の残る感じが
氣になるかもと思いました。
 

 

12と9

では、続いて、
12と9。 
 
結論からいえば、
9の方が好みでした。
 
この勝負の見所は、
 
海外産小豆vs北海道産小豆
 
です。
 
9は、海外産
(アメリカ、カナダ)エリモショウズ
 
12は、北海道産きたろまん
です。
 
(9がなぜ、アメリカ、カナダのエリモショウズ
 だと断定できるのか、についてのエビデンスは
 諸事情につきここでは伏せておきます)
 
12は、先程と同様、

香り(ここでは風味と同義とする)
も味も12番は薄かったからです。
あっさりしているといえば
いいのでしょうか。
淡白な感じです。
 
このそっけない感じが
好きな人にとっては
うってつけの味だと思います。
 
好きな人に素っ氣なくされると
逆に追いかけたくなるタイプ
の餡子だと言えるでしょう。
 
9は、海外産だからと言って
なめてかかってはいけません。
 
純粋にうまい!
 
風味香りが12よりして、
ファーストインプレッションから
攻勢を仕掛けてきます。
 
ボディタッチが多めの
初デートと言ったところでしょう。
 
なには、ともあれ、
 
9番の方が好みでした。 
 

9と3

では、最後は頂上決戦と参りましょう。
 
現段階で、12は僕の好みからは
ややそれている感じです。
 
果たして、
 
9と3はどちらが
僕の好みなのでしょうか。
 
結論からいえば…
 
 
 
😉
 
 
 
 
9の方が好みです!!
 
その理由をこれから
お伝えします。
 
味わいはすごく似ています。
 
正直、甲乙つけがたいのが
本音ではあります。
 
ただ、なんどもなんども
冷やして食べて見たり
温めて食べたり
間を置いて食べたり
ふとした瞬間に食べたり
 
色々なパターンで食べ比べた結果、
 
ほんのわずかな違いがありました。
 
その一つは、
 
「皮」の残存率です。
 
食べた時、3の方が全体的に
豆の感じが固かったです。
 
豆感があってこれはこれで
いいのですが。
 
ただ、皮の消費と
中身の部分の消費の
バランスが少し悪いのが
氣になりました
 
食べ終わった時に
皮がやや残るのです。
 
それに比べ9番は、
 
皮も柔らかく
中身と一緒にとろけるので
口どけ感のタイミングが
ぴったりなのです。
 
なめらか、といえば
いいのでしょうか。
 
食べて氣持ちよかったのです。
 
風味香りは、
ほぼ一緒でした。

強いて言うのであれば、
3の方がやや渋みがあるのかも
と感じましたが氣のせいレベル
だと思います。
 
その渋みが風味をよくしている説
もあります。
 
この渋みと
先程申した豆感の残る感じが
小豆らしさが伝わって
好きな人は好きかもしれません。
 
僕も好きなのですが。
 
 
どっちも好きなのに
なぜ、9なのか。
 
それは、
 
入手しやすさレベルが要因です。
 
実は、9は、だいたいのスーパーで
売っています。
 
ところが、3は、
 
ほとんど見かけません。
伝説のポケモン並みに見かけません。
 
私がやっとのおもいで見かけたのが
東京・月島にあるスーパーでしたから。
 

 
 
ですから、
 
味ではどちらも好みなのですが、
 
購入のしやすさという点で
9に軍配が上がった形となります。
 

まとめ

以上の結果から
 
私の餡子嗜好を観察すると、
 
小豆が
北海道産か海外産か
というよりも
 
品種がエリモショウズ
 
であればいいのかも、
 
と感じました。
 
でも、3番餡子の品種がなにであるか
確定できないのでなんともいえません。
 
また、メーカーさんの方で
年中品質を保つ、と言っても
豆は収穫してから
時間の経過とともに味も変わります。
 
いつ収穫されたか、
それもはっきりしないので、
 
エリモショウズが好き、
 
と言っても、もしかしたら、
 
きたろまんでも、粒が大きい版
 
だったらそっちの方が好き!
 
となるかもしれません。
 
この流動的な好きが僕は
好きです。
 
栽培者によっても
加工業者によっても
品種によっても
 
味は無限通りの表現があります。
 
その中で、自分は、
 
この味がいい!
 
と軸を持っていれば
これからも楽しい餡子ライフを
皆様とともに送ることが
できると確信しております。
 
 
ちなみに、僕は井村屋の回し者では
ありません。
 
勝手に食べて勝手に感想を
書いているだけです。
 
200円ちょいで手軽に
美味しい餡子が食べられる世界を
一体誰が想像したでしょう。
 
こんな素敵な世界に
私たちは暮らしているのです。
 
ということで、
 
ごちそうさまでした。
 
おしまい。
 

☆まなべ農園公式ラインあります☆

https://lin.ee/lEs5Gy 
このURLをタップまたはクリックすると、
まなべ農園を友だち追加できます。
氣軽にメッセージのやりとりが できたり、
ブログの更新通知が来たり、
癒される写真が送られます。

ぜひ登録お願いします 🙂