2020年、まなべ農園では、
46種類のさつまいもが暮らしています。
今回は、その中で「ベニ〜」とか「〜こまち」とか
可愛らしい名前がついた芋もおります。
 
 

 
 
みんなどれもいい名前やなぁと思いながら
好きなのは、
「ベニオトメ」「ひめあやか」「ベニコマチ」
です。
 
「ベニ」がつく代表格といえば
 
古豪の「ベニアズマ(1984年生まれ)」
新鋭の「べにはるか(2007年生まれ)」
 
でしょう。
この二つはよく売られている
芋なので味わったことがある芋だと思います。
 
 
農水省が行った調査(平成28年)によれば
「ベニアズマ」の栽培面積は、
6,809haで全体の18.9%を占めています。
 
「べにはるか」は、
3,637haで全体の10.1%を占めています。
 
古豪と新鋭、この二人で
芋全体の3割を制覇しているのですから
すごいです。
 
両方ともメジャーな芋の代表格です。
メジャーな芋があるということは
マイナーな芋も存在します。
 
さつまいもの栽培面積は、
平成17年には40,800haありました。
それが
平成28年には
36,000haにまで減っています。
 
栽培面積が減って行く中で
品種の一極集中が進むということは、
 
マイナーなやつを栽培するより
メジャーなやつを栽培する
という風になります。
 
ただでさえ芋栽培する人が減っているのに
さらにメジャーへの拍車がかかれば
マイナーな品種の収穫量は減ってゆきます。
 
これは、何を意味するかというと、
美味しい芋を知らず(食べず)に
死んでいってしまう人が増えてしまう
ということです。
 
人が死ぬとき後悔することの一つが
  
  
「あの芋が食べたかったのに
 食べることができなかった、

 というか、そんな芋あったんだ…」
 

です。

 
つまるところ
メジャーな品種はよく売れるので
普通に目にすることができますが、
 
マイナーな品種は
瞬きをしながら
目を凝らして
見つける類のものです。
 

 
私は皆様の代わりに
美味しいけれどあまり人々に
知られていない芋を
探し出し、栽培し、お届けいたします。

どうやって探し出すのか?

とっておきの方法があります。
それは、今流行っている芋の交配過程を
調べることです。
 
新しい芋が生まれるためには、
 
母親芋と父親芋を交配させる必要があります。
 
母親芋になんの種類の芋を選ぶのか
父親芋になんの種類の芋を選ぶのか
 
それは、子供にどんな性質の芋になって欲しいのか
目標を決めて、
 

これとこれを交配してみよう、
 
となります。
 
交配させて新しい芋が生まれるのは一年目ですが
そこから選抜をやって
各地の試験場で試験栽培をして
やっと農家のみんなに栽培してもらう、
という流れがあります。
 
だいたい10年がかりの作業です。
 
育成は本当に根氣のいる作業です。
 
星降る夜を眺めて
眩しい朝を迎えて
出来上がるものでは
ありません
 
しかし、
どんなに年月をかけて
生まれた芋も、いつかは忘れ去られて
しまうのです。
 
このような芋ロス問題は早急に
解決せねばなりません。
 
よって私は、
忘れかけられた芋を
再発見し、栽培し、
お客様に食べてもらうことで
芋の魅力を存分に伝えたいのです。

べにはるかの親 

まずは最近馴染みのある、「べにはるか」
 
の交配親を確認します。
 
母親芋・・・九州121号
父親芋・・・春こがね
 
。。。
 
母親芋も父親芋も全然聞いたことないし、
なんじゃこりゃ、つまらん、
と思わないでください〜!!
 
父親芋の「春こがね」にも両親がいます。
 
母親芋・・・関東103号
父親芋・・・ベニアズマ
  
あらま!
最近調子が上がってきた「べにはるか」は
ベニアズマの孫だったのです。
 
この調子でベニアズマの
親を見ていけば、
 
隠れた名芋
(昭和60年には、2,266haの栽培面積があったのにも
 かかわらず、平成28年には17haにまで激減(99%減)してしまった芋)
 
と出くわすことが出来るわけです。
 
前編はここまで、
後編へ続きます。
 
隠れた名芋の正体を探ります。
 

まなべ農園のべにはるか

 

おしまい。
 
↓ネタバレ画像

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