ディズニーシーのファンタジースプリングスエリア
アナとエルサのフローズンジャーニーを体験した。


公式サイトより引用
https://www.tokyodisneyresort.jp/special/fantasysprings/frozen/
 
 

当方、アナ雪のストーリーは
まったく知らず
 
雪だるま作ろう♪
ありのまま〜♪
 
の歌を聞いたことがあるくらいだ。
 
 
アトラクションは迫力満点で
世界観の作り込みように隅々まで
目を凝らしていた。
 
 
アナとエルサが姉妹関係に
あるのも後で知った。
 
 
幸い
ストーリーよりも
ただただ展示物に興味が湧いていたので
キョロキョロしていた。
 
 
出発して少し経った頃だろうか。
 
 
 
 
カニを二匹見つけた。
 
 
 
 
もう一度申し上げる。
 
 
 
 
カニを二匹見つけた。
 
 
 
 
一匹ではなく。
 
 
 
この発見をお隣さんや
前に座っている人に
知らせたかった。
 
 
見て!あそこにカニが居るよ!
 
ってね。
 
 
しかも二匹!
 

 
ただ
僕にはわかった。
 
 
その場の雰囲気が
カニではなく
他のものに注目しているって
ことくらい。
 
 
伝えてもきっと
 
 
 
カニごときで騒ぐな!
 
だから何?
 
こっちは歌を聞いているの!!
 
 
 
と冷たい反応が返ってくる
ことくらい目に見えていた。
 
 
だから僕は、
 
 
写真さえ撮るのを諦めていた。
 
 
そうか、
  
所詮、
 
カニだもんね。
 

 
 
自分の中にあるカニ欲が
どんどん小さくなるのを
感じていた。
 
 
 
やっぱり撮ろうと思った。
 
 
カニを発見して諦める
10秒20秒位の間に決断は
揺らいだ。
 
 
 
カニを撮らねばならぬ♪
 
 
と歌が聞こえたような気がしたから。
 
 
 
アナ雪カニ二匹
 
  

 
  
アナ雪カニ二匹
 
 
残念ながら
暗闇でブれてしまった。
 
 
決断の揺らぎは
写真にも影響する。
 
 
写真は心を映す鏡である。 
 
  
張り切った割に
写真がどんまい過ぎて萎える。
 
 
 
カニの存在を報せたくて
この記事を書いた。
 
 
カニ。
 
 
ほんとうに
 
アナ雪アトラクションに
カニが居たんだ。
 
 
嘘じゃない。
 
ほんとうにカニが居たんだ。
 
 
僕はそのカニをもう一度確認したくて
通称・パチンコ(DPA、スタンバイパス)
を回した。
 
 
一瞬で売り切れて
なかなか当たらない。
 
 
それがまたパチンコ欲を
刺激してくる。
 
 
諦めなかった。
 
 
カニを再び見たいから。
 
 
 
残念ながら
カニを再び拝むことはなく
閉園の時を迎えた。
 
 
 
僕は、カニを見るために
再びディズニーに行くのだろう。
 
 
悔しいのでイラストを描こう。