今月の4月12日に遺伝子組換え作物に関する映画

アメリカのドキュメンタリー映画「FOOD EVOLUTION」

が長野県松本市で開催されます。

主催者は私、真鍋でございます。

遺伝子組換え作物って

本当に面白いと思うのです。

なぜなら、

 

大多数の科学者や政府や研究機関は

科学的に“安全”という判断をしており、

日本の中でもたくさん利用されている。

のにもかかわらず、

一方では、

科学的に“安全じゃないよ!”

と主張する方々もいらっしゃるからです。

前者は、これからの人類にとって

必要なテクノロジーだと主張し、
 
 

後者は、そんなヤヴァイ(ネガティブな意、

遺伝子組換え作物を食べると体に良くないよ)もの

広めるな!

と主張します。
 
 

この状況、私はとても面白いと感じています。

なぜなら、どちら主張も

科学的根拠に基づいているもので

聞くと妙に納得するからです(笑)
 
 

おいおい、まなべ!

お前はどちらが正しいと思っているんだ!

立場をはっきりさせろよ!

とおっしゃる方もいるでしょう。

私は矛盾派です。

栽培者としては遺伝子組換え種子は使いませんから

反対(というか私にとって不必要)ですが

食べる側消費者としては、

大いにその恩恵を受けています。

このように、
 
 

はっきりしないことに関して

はっきりしていることを

はっきりと申し上げます。
 
 

そんな私の回答に

「なんだよ、白黒つけられないのか?

 男ならはっきりさせろよ」
 
 

みたいな目で見られても困ります。

おそらくこうした方々の奥底では

世の中ははっきりとした結論がある。

 故にはっきりしていないお前は間違っている、

 クソ野郎だ

という考えがあるのかもしれません。

まぁいいのですが。。。
 
 

でですね、

2019年現在の遺伝子組換え作物世界情勢がありますよね。

今ここ。

で20年経ったら2039年になります。

その時にですよ。

 

次のような可能性が考えられませんか?
 
 

①遺伝子組換え作物は人類の健康に問題なかった。
 
 

②遺伝子組換え作物は人類の健康を害していた。
 
 

となった時に、

①の世界が訪れたとすれば、

現在の遺伝子組換え反対の意見は、
間違っていたことになります。

ということは、

2019年から遺伝子組換えテクノロジーで

恩恵を受けられたはずの人類の機会が少しからず
失われているということです。

 

一方でその逆も然りです。

 
今これだけ広がっている遺伝子組換え食品が
人類の病気を助長していた 
となれば、

それはそれはもう

大変なことです。

ですから、
 
 
どっちの可能性もある。
 
 

ということを私は常に意識して

文字を書いたり、話したりしています。
 
 




 
 

遺伝子組換え作物に関する議論で

必ずでてくるワードが「科学」です。

もちろん、今回の映画にも登場します。

世の中には、エセ科学と呼ばれるものもあります。

似非科学、というのが存在するということは

本物の科学も存在するということです。

ちゃんとした定義の中に収まっているものが

本物でそれに逸脱したものはエセやら偽物だと言われます。

でも、今私たちから見ている

似非科学業界(仮にこう呼びます)

の中ではきっと
 
 

私たちこそが本物で

あっち(私たちが属する科学)が似非科学
 
 
だと思われています。

ということは、

エセだとか本物だとかは

どこに属するかででてくるワードであります。

ですから、

偽物か本物かはどっちでもいいのです。
 
 

私が知りたいのは、

現在、大多数を占める科学(いわゆる、一般的に、普通に

使う科学という言葉)という定義が

どういう感じで成り立っているのか

です。

ですから、今回は

科学ってそもそもなんぞや?

ということです。

私に科学ってなんぞや?

って聞いた場合の答えはこちら。
 
 

まなべ考える

「私は科学がどういったものなのか

よくわかりません。
だからこうして調べている

最中なのです。」

と。
 
 

というわけで、この投稿は、

私が科学について思うことを文字にしたものです。

科学的に安全です

の科学的の部分がわかってないと

安全というものがよく分からないと思うのです。
 
 

安全という言葉が科学の上に成り立っている

というものならば

まずは科学をちゃんと知っていないと

ダメだと思うのですが、
 
 

僕、おかしなこと言ってますか?
 
 

土台って大切です。

野菜にとっても土壌が大切なように。

とは言え、

私も勉強中の身です。

あなたが赤ちゃんを見るような

どうか優しい眼差しで

この文章も御覧いただければ幸いです。
 
 

入門書の中で取り上げたいのがこちら
 
 

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
(光文社新書)
 新書 – 2006/2/16

という本です。
 
 

その中で、20世紀の科学者カール・ポパーさんが科学を次のように
定義されたようです。

p132~133
科学は、常に反証できるものである
(中略)
つまり、100万回実験を行って100万回理論を支持するような実験結果が
出てきたとしても、そのつぎの100万一回めに否定的な結果、
理論がうまくいかないことを示すような精密実験データが
でてきたら、もうその時点でその理論は通用しなくなるー。
 
ようするに、決定的な証明などということは永遠にできない
・・・

(引用終わり)

 

今回上映する映画の最後に遺伝子組換えパパイヤを開発した

方がこんなことをおっしゃいます。
 
 

「科学は調査の旅」
 
 
と。あ〜、なるほどなるほど、

科学がどう言った感じで成り立ってきているのか

という科学史を知れば、

あの人の発言の意味がなんとなく

分かる氣がするのです。

先ほど紹介した本の中にも、
 
科学史を学ばない、教えない、環境にも

問題提起されている箇所があります。

ですので、

よろしければこちらの本を読んでみてくださいませ。
(ステマではないですよ)
 
 
自分も恥ずかしいながら、

これさえやっておけばいい!

これさえ信じていれば大丈夫

的な言説に惹かれることが多々あります(笑)

 
 
でも、そうした唯一絶対的な

基準というかそういったものはないなぁ

と感じる日々です。
 
 
でもそうすれば、

絶対的な正解がない

ということを正解にしているではないか?

ほら、正解があるじゃないか。

と思われるかもしれません。

でもそれは
 
 

絶対的な正解がない

が正解となるので
 
 

結局は

絶対的な正解がない

が正解となり、
 
 

絶対的な正解がない
 
 

ということになると

思うのですが

僕、おかしなこと言ってます??
 
 

遺伝子組換え作物について、

一石を投じた(ネガティブ意味で)のは、最近のところで言えば、

フランスのセラリーニさんの論文だと思います。

(この論文についてもおいおい取り上げます。)
 
 

消費者庁のアンケート(平成28年実施、回答者10,648 女性5,352名、5,296名)では

遺伝子組換え食品に不安があるか?

の質問に対し「不安がある」と答えた方は4割になります。
 
 

ちなみに私は「どちらでもない」です。
 
 

話があちこちして、

全然まとまっていないのは私自身感じています。

しかし、私が感じていることは、

科学業界の中では当たり前のことだと思われていることが

私のような一般人からすると

当たり前ではないことが多々あるように思えます。
  
 

言葉の意味は文脈や環境によって

違ってきます。
 
 
私ごとで申し訳ありませんが、

昨年、都内の友人から庭にコスモスの

タネを蒔いたのだけれども、

全然発芽しなくて、

数輪しか花を咲かせなかったよ

と言われました。
 
 

えー、そんなぁ、

コスモスってそんなに発芽しないのか

タネが古かったのではないか

と色々思いを巡らせていましたら、
 
 
友人は続けて、

タネを蒔くから

撒き散らしたんだよ。

何が間違っている?
 
 

私に思っていたタネを蒔く

彼の思っていたまくは

違っていたのですね。
 
 

私たち農家からすると

タネを蒔くは土にちゃんと植える

という意味で使っています。

友人から教わった

大切な教えです。
(とはいえ、タネ袋にはちゃんとして説明文も
書かれています)
 
 
ですから、
 

普段我々が使っている言葉の

背景なりの中で意味は成り立っていうので

あの人にとっての科学

この人にとっての科学が違えば

すれ違いが起きます。
 
 

でもそれだと、世界は回らない
(混乱状態になる)ので

こういうことにしてこの上で

全体を協調してやっていきましょう。

というのが流れだと思います。

 
 
私がこの投稿で申し上げたいのは、

議論の枠組みを

理解する必要がある

ということです。
 
 
遺伝子組換え食品が世に現れて

20年以上経ちました。
 

遺伝子組換え作物の歴史を300年スパンで考えると

今って、
ちょうど新たな歴史がスタートした

ばかりです。

そんな歴史を刻む今、ここに

私はいます。

もちろん、この文章を読んでいるあなたも。
 
 

少なくとも、

私が死ぬ頃には、

遺伝子組換えの歴史がみられそうです。

4割近くの方が不安を抱えていて、

でも、そんな中でも

普通に生活している今の状況
 
 
毎日食べる食事。
 
不安に思いながらも

口にしている。

この矛盾な状況が私は大好きです(笑)

人間の本性というか
あまりみたくない本音の部分が
人間らしくて。
 
 
私の中でも
遺伝子組換え作物についての
大きな流れは予想しています。
(人に話すことではないので
 秘密にしています笑)
 
 
10年後でも20年後でもいいのですが、
 
 

不安に思っていたけれど
そのまま暮らしてきたんだよなぁ
 
 

不安に思っていたから
自分で不安の正体を突き止めながら
行動してきたんだよなぁ
 
 

別に不安には思っていないけど、
自分なりの食に関する正解を
求めて行動してきたんだよなぁ
 
 

と振り返る時が

必ずやってきます。
 
 
そんな時、あなたは、

どんな自分で居たいですか?
 
 

周りが〜

とか

世間が〜

とかじゃなくて、

自分自身がです。
 
 

ちなみに、この映画をみても

何も正解はありません。

指針もありません。
 
 
どっちに進むにせよ、
進まないにせよ、

私は、現状を把握することが

大切だと思い、

上映会をひらいた次第なのですが、
 
 
 

まなべまなべ

僕、おかしなこと言ってます?

 
 

FOOD EVOLUTION 上映会 

日時:2019年4月12日(金)14時〜16時30分(受付13時30分〜)

会場:長野県松本市Mウイング中視聴覚室3-B
            (〒390-0811 長野県松本市中央1丁目18番1号)

入場料金:無料

第一部 FOOD EVOLUTION 上演 
14時~15時20分

第二部 意見交換会(特別ビデオ放送あり)

15時30分~16時30分

遺伝子組換え作物を考える映画実行委員会・代表 小島正美氏にお越し頂き、
上映前に遺伝子組み換え作 物並びに映画の説明をします。

第二部ではどなたでも 発言できる意見交換会の時間を設けました。

主催:まなべ農園
協力:遺伝子組み換え作物を考える映画実行委員会

(尚、今回の上映権については、
バイテク情報普及会様からご支援を頂いております。
お金の流れをオープンにすることも
情報発信の大切な要素の一つであると考えます)

 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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