著者である烏賀陽さんから直々に
国際安全保障について学べる機会が
ありましたので参加しました。


 
今回は第二回目でこれから
夏まで月一回で続く講義です。
私がこの講座を受講している目的の一つに、
 
日本の食糧事情がこれから
どのようになっていくのか
自分なりの予想を立てるため
 
があります。
 
自分の中で身近な数字といえば
【食料自給率】です。農水省も多くの人も
「自給率が低すぎる、高めよ」と
言っていますが、私は関心がありません。
関心がないというか、
なんの目的で食料自給率の話をしているのか
さっぱりわからないからです。
 
見方によれば0%にも
100%にも変身できるのが
食料自給率です。
 
「有事の際、
 日本国内で国民を飢えさせないために〜」
 

という文言で始まる議論ですが、
現段階で
 
・目の前の食事は石油なしでは成り立たない
・タネも海外で採種している
 
という現状を見ても
これは、農業だけの問題ではなく
外交問題を考える必要もあるわけです。
 
ではなぜ、食料自給率うんぬんの話が
出て来たのか、これはまた色々と
仮説を立てて調べている最中です。 
 
何より私の関心は、
 
外交なしで日本の農業は成り立たない
という現実をまずは観ることです。
 
コロナで中国からの技能実習生
(私には、研修という名の奴隷制度に見えるが、
ここでは触れないことにする)
が来日できない、
 
よって、日本農業現場の労働力不足が
問題となっているようです。
 
ヒトも外国に頼っているのが
現実なのです。
 
 
自国だけでエネルギーから何から何まで
自給するのが素晴らしいという考えの
行く末は、資源を支配するために他国へ
進撃する、という話になります。
 
 
これは、ヒトラー時代のドイツや大東亜共栄圏
という戦略を支える元になりました。
この戦略が間違っていたか
正しかったかは読者の判断にゆだねます。



・ 

私は食いしん坊でありますし、
食事をしている時間が一番しあわせを感じますし、
これからもそんな時間を確保してゆきたい
と考えています。
 
そのためには、
 
1)美味しいものが存在し続けること
2)平和であること
 
 
この2点をみたす必要があります。
いくら美味しいものがあっても
いつ死ぬか、頭の上から爆弾が降ってくるかも
しれない状況下では、落ち着いて
食事もできないからです。
 
また、いくら平和であっても
まずいものしかなかったらそれは
私にとってつまらない世の中になるわけです。
  

 
 
(1)は
自分が畑仕事を通してできることだと考えています。
 
今回の講義は、
(2)平和であること
についての自分なりの考えを深めるにあたり
半年間続けて受講しようと思っています。
 
「平和」を考えるにあたっては
戦争を知らなければなりません。
 
ゆえ、戦争がどのようにして
起こるのか、戦争の起き方、を
理解する必要があると思っています。
 
しかし、日本でいると、
戦争の起こし方を考えていたり
すると「お前は、悪いやつだ」とか
白い目で見られます。
 
今回の話で核兵器の話も出て来ました。
実は、核兵器登場以来、
大国間で戦争は起きていません
(代理戦争はあった)。
 
核兵器と聞くだけで、
嫌な思い出が蘇るのは
私だけではないでしょう。
 
しかし、それと、
現実をありのまま観るというのは
また違う話です。
 
これは遺伝子組み換え作物に
まつわる話にも似ています。
オーガニック業界では遺伝子組み換え作物は
悪玉オヤジです。
感情的に「嫌」とだけしか考えないので
建設的な議論は何も進みません。
(というかこの手の人たちは、
何かに対してとりあえず
“嫌”と言いたいだけ感に溢れている)
 
 
話を戻して、
例えば、日本にもある原子力発電は、

 
原理力爆弾

原子力潜水艦のエンジン

原子力発電
 
という流れがあって元々は原爆原爆なのです。
 
戦争兵器が身近に溢れているものの
代表格は、
 
トラクターも挙げられるでしょう。
戦車の開発とトラクター開発との
間には密接な関係があると
「トラクターの世界史」藤原辰史著にも
書いてありました。
 
ドローンも爆弾を落とすこともあれば
農薬散布に使われますし、
面白い世界です。
 
戦争と平和は常に対極関係に
あるのかもしれません。
 
前置きが長くなりました。
 
今回の講座では
第二章『シーパワーとランドパワー
について取り上げられました。 
 
下記、他人が読むことを想定していない
自分の頭の中を整理するための
メモ風に書いています。
 
 
ランドパワー(陸上輸送によって繁栄、陸軍強い)と
シーパワー(海上輸送によって繁栄、海軍強い)
 
・地形は長い間変わらない。
*北極の氷が溶けて、
また新しい地形が生まれる場合もある*
 
・人間は海を泳げない
 
・荷物を運ぶ時は、船で運んだ方が経済的
 
・陸を歩くと疲れる大変
 
・外交作戦のシグナリングは、
恋愛に似ている。言葉にすると喧嘩になる。
何か行動を起こすと相手には「無視する」
という選択肢を強制的に与えることになる。
よって、メールを送っても返事がない場合は、
そういうことだ。
何も行動しなていない場合は、
「無視する」という選択肢さえ
与えていないことになる。
 
 
・生まれた場所の地形が
その人の思想に影響を与えるか。
例えば、長野県で生まれ育った人は、
周りは山々に囲まれている生活環境に慣れ親しんでいる。

 
香川県の場合、丘みたいな山しかなく、
海が見える。

こういう地理的条件で
自分がどういう考え方を持ちがちなのか、
というバイアスを
観察するきっかけになるかもしれない。
 
・国民国家という概念が
平和の妨げになっているのか。
 
・シーパワーとランドパワーの
両方を得ようとして
うまくいった成功例は過去ない。
シーパワーはシーパワーらしく
ランドパワーはランドパワーらしく。
しかし中国はランドパワーだが
シーパワーもゲットしようとしている。
二兎追うものは一兎も得ずか、それとも。。。
 
・相互依存は、自立することかも
(安冨歩著「生きる技法」の
中で自立とは依存することである、
を世界に当てはめてみようかな)

 
ー以上。

2018/01/28 「地政学」
https://mana-park.com/facebook2018-01-28