ネヴァネヴァの代名詞オクラ。
昔は、オクラは湯がいて食べるものだと
思っておりました。
ところが、
歳をとるにつれ、
「オクラって生でも食べられる」
という情報を耳にし、
最近は生で食べる生活です。
畑で見かけたら、
パクリと食べちゃうのです。
家まで持って帰って、包丁でカッティングして
食べるのを待てばいいのですが、
畑でオクラを見ると
我慢できないのです。
オクラの花はハイビスカスに似て
好きです。
オクラは昨年タネをとりました。
今日、みなさんが食べたオクラの
中に
白いつぶつぶがあったと思います。
タピオカに似ているとも言われます。
あの白いつぶつぶがタネです。
収穫もせず、オクラをずっと置いてますと、
お化けみたいな大きさになります。
それを枯れるまで放置して、
やっとタネがゲッツできます。
ちなみに、
一本のオクラに
何粒のタネが入っているかご存じですか?
数えた結果、
60-70粒くらい入ってました。
(私の記憶が正しければ)
ということは、です。
みなさんが今日食べたオクラ一本につき、
次世代のタネ
60-70粒分を
お腹に保存したということです。
これはつまり、
私たちはオクラくんが次世代に残したかった
60-70タネを食べたということです。
どうしてオクラは自分の
タネを食べる人間に対して
怒らないのでしょうか?
もし、人間が全世界のオクラを
お腹ペコリンこで今年食べてしまったら
オクラはこの世から消えてしまうのですよ。
前にもお話ししたかもしれませんが、
どうして当たり前のように
毎年毎年発芽するのでしょう。
ダークサイドオクラがたまには、
「次のオリンピックまで発芽しないでおこうぜ。
暑いし」
と言って4年に一度のペースで発芽するオクラも
いていいはずです。
なんで、
『毎年』というタイムスパンなのでしょう?
今度聞いてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まなべ農園 真鍋和孝
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