次にみる写真のように
双葉が三つ葉のナスを発見したのであります。
ナス業界ではどのように思われているのでしょうか?

 

自家採種 新黒ナス

 

変態とか変なやつ

だと思われているのでしょうか?

ちなみに、

今回植え替えた、80株のうち

一株が双葉がみつばのナスでした。

まずは、今回のナスが

どういったナスか紹介します。
 
 

スーパーでは、『ナス』

として売られています。

ナスにもたくさん種類がございまして、

いわゆる品種というやつです。

じゃがいもに男爵、メークイン

のようにナスにも

『千両二号』『炒めて台湾』
『新黒ナス』

などなど、

他にもたくさんたくさんたくさん

たくさんたくさんたくさん

種類がございます。

私の仕事はどの種類の茄子を植えるのか、

タネ選びから始まります

なぜなら、美味しい野菜を決定づける

大切な要素の一つだからです。

どんな上手な栽培者でも

タネ(品種、種類)が

まずいやつだったらまずい野菜になります。

野菜の美味しさを決める要素は
次の三つの要素の掛け算です。

タネ×栽培方法(栽培者)×環境(調理法など)

 
当農園では、『美味しさは思い出』

を採用しています。

ここでは詳しく触れませんが

要するに、

タネ選びは味を決める大切な仕事の一つです。
  
 
今年、当農園で栽培するナスは

主に2種類です。

『炒めて台湾』
『新黒ナス』

で、今回の三つ葉双葉が発見されたのは

『新黒ナス』

の方です。

このタネは自家採種したやつで〜

とか話し始めるとまたまた

話が長くなりますので、自家採種の話はさておき、

冒頭の疑問である、

ナス業界ではどのように思われているのか?

について、考えていきたいと思います。
 
 
80株あるうちの一株が三つ葉双葉でした。

ん〜、多分100株あったとしても

一株だけ三つ葉双葉ナスだと思います。

もしくは、200株あったとしても

一株だけなのかもしれません。

データを偽装することを正直申し上げまして、

だいたい全体の1%、双葉がみつばのナスが

現れるとします。

自家採種
(ちなみに生まれたてのナスは双葉です)

全体の1%という割合で現れた

みつば双葉ナス。

他の99人からは

『お前!なんか俺らとちゃうぞ!』

と呼ばれているのかもしれません。

しかしです。

私は、他の99人よりも

このたった一人の三つ葉双葉ナスに

興味がワクワクします。
 
私が興味を示すのは、

他のやつとなんか違うやつ

です。

他にはない『希少』なものです。

限定とか

ここでしか買えない!

他にはない!

とか、そういう文言に私は弱いです。
 
 
多分、人間は希少なものに

価値を求める生き物なのでしょう。
 
 
しかし、ここで不思議な現象を

野菜界では観察することができます。

市場に出荷される野菜は

規格というものがあります。

規格にそった野菜でなければ

市場は買い取ってくれません
 
 
規格にあっているというのは

その規格内であれば

どの野菜もほぼ同じというわけです。

規格にあっていない野菜は

規格外という名の下、

市場には出荷されず、加工品に回されたり、

自家消費もしくはそのまま廃棄されたりします。

後日、『食品ロス』についても取り上げます。

もし、人間が希少なものに

価値を感じているのであれば

本来なら、規格外の野菜に価値を

感じるはずです。

作物の種類によりますが、

市場に出荷されず、破棄される割合は

1~3割、多ければ5割になると思います。

これは私の直感ですからあてにしないでください。

ただ最低でも、

1割くらいはあると思います。

繰り返しになりますが、私の直感ですから、

決してあてにしないでください。

10生産したうち、

9が他と同じ

1が他と違う

のです。

つまり、

他と違っているのは1割の野菜で、

限定生産!

ここでしか買えない!

他にはない!

という限定、希少性に価値を感じるのが

人間であるとするならば、

規格外の1割の方に価値を感じるのが

普通なのではないでしょうか?

しかし、多くの消費者は

スーパーに並べられた

同じ形の同じ重さの同じ大きさの
同じ味の同じ匂いの同じ値段の
どこにいっても同じの同じもの

に圧倒的な価値を感じていることでしょう。

このように野菜業界では不思議現象が

毎日のように観察できます。
 
 
今、各地で『規格外野菜』の有効活用が

図られています。
 
 
ただ、私は『規格外という規格』

収まっているうちは、

問題を解決することは難しいと感じています。

これについても後日お話しします。

話をみつば双葉ナスに戻します。
 
 
植物の目的の一つに子孫を残す

ことがあげられます

要は、実をつけ、

タネを残し、また来年、

芽を出して〜

という流れであります。

植物にとって脅威とは、

突然の氣候変動や

隕石激突

など、どうしようもない地球現象

です。

その脅威が出てきた時、

もし、みんながみんな同じ特性

を持ち合わせていたのであれば

その場で種が全滅してしまいます。
 
 
もし、種の存続を望むのであれば、

いろんな奴を居させて、

なんかあった時に、

1株2株でもいいから生き残っている

のがいいことだと思います。

つまり、

この三つ葉双葉株はもしかしたら

・隕石激突しても大丈夫
・味が超美味しい
・病氣に強い
・たくさん実る
・歩く

とか、他の今までのナスの特徴も備えつつ

バージョンアップした

ものの可能性もあります。

そのような可能性が

ゼロではないのです。

もしかしたら、逆に、

上にあげた特徴が全くなく、

・隕石激突に耐えられない
・超不味い
・すぐ病氣になる
・収量低い
・歩かない

(ごめんね、ほんとはこんなこと
思って居ないけれど、例えばの話だよ)
 
という可能性もゼロではないのです。

誰しもが1秒先の未来も予測できません。

そんな地球に生きているので、

 

変な奴って

私は希少性があり、価値があるものだと

思います。

と言いつつ、各々野菜にせよ人にせよ

みんなもともと変なのです。

それが集まって、

集まったものをまとめて

見ているから同じに見えているだけです。

個々を見ればみんな変です。

だから結局、どのナスにも

・隕石激突しても大丈夫
・味が超美味しい
・病氣に強い
・たくさん実る
・歩く

というポテンシャルが秘められているのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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