大根を収穫するとき、うまい具合に引っこ抜かないと
途中で折れるのです。
あぁ〜、大根が〜><悲しくなるのですが、
同時に、


 
綺麗なやぁと思っています。
 

 
私の農園でいる大根は「三浦大根」という方です。
 
大根には白首大根と青首大根とが大まかにあります。
ふだん、私たちがスーパーで見るのは、
青首大根の方です。
上部が青い(緑)なので。
 
そのあたりの詳しい話は↓こちら
[三浦大根(まなべ農園産)とスーパーで買った大根、
食べ比べて色々考えた]
https://mana-park.com/sairekisho-daikon-6
 
 
ある話によると、
 
===
青首を抜くときにかかる重さは10kg。
白首(約75cm )は、
なんと4倍の40kgも必要でした。
===
 
とのこと。
 
私のところの大根は75cmにはなりませんが、
土質もあいまってとても抜きにくいです。
 
土に根っこが入り込んでいる感じが
するのです笑
 
だからうまい具合に引っこ抜かないと
途中で折れるのです。
 
 
これほどまでに
青首大根一強になったのは、
『収穫のし易さ』
という農家にとってもメリットが大きいのかも
しれませんね。
 
 
例えば、穀物の場合。
野生種は、わずかな刺激でタネ(実)がこぼれ落ちます。
風が吹いたり。
これを”脱粒性“と言ったりします。
 
タンポポの綿毛のノリです。
 
なぜそんなにノリノリなのかといえば、
子孫を残すという役目があるからです。
地面にタネを落とさなければ
根っこが生えませんから
地面にタネが落ちたいのです。
 
 
ちなみに、去年、偶然まなべ農園で
発見された「ベージュ色の小豆」
も脱粒性が半端ないです。
 
収穫しようとすると、
すぐ弾けて、地面にタネが落ちます。 
 
こちらの動画におさめました。
↓↓
【謎色】ベージュ色の小豆をご紹介します

 
 
でも、この性質は、
人間にとっては不都合です。
 
なぜなら、収穫している時に
肝心の食べる部分(タネ)が地面に落ちたら
自分たちの食べる分がなくなるからです。
 
 
こうして、小麦などは
収穫している時も穂から落ちづらい
ように品種改良されていきました。
 
”人間の都合”と聞くと誰しもが
嫌悪感を抱くかもしれません。
 
確かに、”人間の都合”を最優先して
行った結果、生き物たちにとって、
または他の人間にとって不都合な結果を
起こしたことは事実です。
 
けれど、
人は、”自分の都合のいい”ように
行動するものです。
 
誰かにとって都合のいいことは
誰かにとって都合の悪いこと。
 
 

”都合のいい”
”都合の悪い”
 
を一側面だけで判断するのは難しいのです。
 
大根にとっての都合と
栽培者にとっての都合と
消費者にとっての都合と
 
それぞれに視点に立つ必要があります。
 
しかし、往往にして
議論に大根自身が加わることはありません。
 
なぜなら、
言葉を話せないのですから
会議に出席してもなんの意味もないからです。
 
でもそれは嘘です。
なんの意味もないというのも
また人間の一方的な見方です。
 
会議というのは
コンクリートで固められた
部屋の中で人間と人間とだけが
話し合うからアホみたいな結論しか
出ないのです。
 
”これからの食を考える”

とか色々議論されていますが、
 
一体どれほどの会議に
一番の当事者である
作物が出席しているでしょう。
 

 
ちゃんと、出席簿に
「大根」の記載をして
作物も会議に出席させる必要があるのです。
 
 
大根の意見を聞く
必要があるのです。 
 

 
=まなべ農園 真鍋和孝=

↓こちらまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ空きあります↓
 
2019/12/14(土) 純粋に違いを楽しむ、まなべ農園野菜の試食会
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