*2部構成の前編です*
将来も美味しい食べ物を食べるためには、
「自分が美味しいと思えるものを食べる」
に限る。
しかし、多くの人(私含む)が
自分が美味しいと感じるものよりも
美味しいと思わされているものを
食べさせられている
のが現状である。
 
この状態が続けば、
 
自分の感性に基づいた
本当に美味しい食べ物を
食べよう!
 
と思った時に、
 
美味しい食べ物が地球上から
消えている可能性もある。
 
私は常々、それを危惧している。
 
だから、
まなべ農園の野菜を食べてくださる
消費者の方(このブログの読者の方も)には、
 
 
心から美味しいものを
食べて欲しい。
 
そのために、
ちょうどいい材料の映画を観たので
ご報告する次第である。
 

 
それがこちら、 
 
スーパーサイズ・ミー2
ホーリーチキン!
 
である。
 
2ということは1もある。
しかし、私は1を観ていない。
どうやら1は、
この映画監督自ら
 
ファーストフード店の
ハンバーガーを30日間食べ続けたら
どうなるか、という
実験をそのまま映画にした
内容らしい。
 
今回も、
監督モーガン・スパーロック氏
自らが
ファーストフード店を
開店するという物語を映画にしたもの。
 
ドキュメンタリー映画でもある。
 
 
私も野菜を売る側の人間として
消費者にどのように
自分の野菜をアピールするか
研究する日々。
 
でも、特に難しいことは考えておらず、
 
正直に栽培過程を全て公開して
(事実の提供)
それを観て食べたいと思った
方が食べて美味しいと
思ってくれることが
全て
 
だと思っている。
 
とはいえ、
 
人は、事実ではなく
物語から学ぶ
 
のである。
 
事実は淡々として
全ての解釈をみたものに
委ねられる。
 
私はそれが面白いと思うのだが、
現実、多くの人々は、
 
良いイメージのものを
良いイメージとして受け取るのが
楽なので、
どうしても、広告のイメージ通りに
現実を解釈してしまう。
事実は全く違っていても。
 
物語に感動してしまって
事実をみることをしばしば
忘れてしまう
 

 
ただ、全く違うことはほとんどなく、
ジャーナリスト・烏賀陽弘道氏の
言葉を借りれば、

 
「ウソは書いていない。しかし
 『本当のこと』も言っていない」
 
「フェイクニュースの見分け方」より

 
のが食べ物にまつわる広告である。
そもそも広告なので
 
ただ、消費者は広告なのに
それを情報提供だと勘違いしている。
 
商品パッケージにつけられた
ラベル(それがたとえオーガニックなんちゃらでも)
すべて広告であり、
情報ではない
 
情報は、
自分が知りたいものが
はっきりしていないと
やってこないのだから、
ラベルなんかに自分の欲しい
情報を期待しては
だめ。
 
さらに言うのであれば、
食品提供者(私も含む)は
消費者の反応(うまいか不味いか)
が全てであり、なんとか認証とか
なになに受賞とか、は関係ない
と思っているので
私はそんなのに関心がない。
 

 
食の情報は、ジャーナリストが
届けてくれるが一
番確実なのは自分で調べること。
 
もちろん、有益な情報を届けてくれる
ジャーナリストはいる。
しかし、

 

「人々が知らなくてはいけないもの」
 と
「人々が知りたがるもの」は
対立する図式はアメリカの報道界でも
よく指摘される。ー烏賀陽弘道著「報道の脳死」より

食に関して人々が知らなければ
ならないものはたくさんある。
けれども、それをただ、
重要である、大切だと
伝えたところでなかなか伝わらない。
 
だから、ジャーナリストの役目というのは、
重要なことを市民に興味を持ってもらえるように
伝えることも役割の一つである、
 
と「報道の脳死」には書かれてある。
 
ちなみに、烏賀陽さんは、
話が面白いので
伝えるのが本当にうまいジャーナリストで
あると思う。
 
 
そう!
この映画スーパーサイズ・ミー2
も同様、
 
観ていて面白いのだ。
 
監督がファーストフード店を開くために、
 
・何を提供するか
 サンドイッチがいいかバーガーがいいか
・チキンがいいかな?
フライにするグリルにする?
 ーそれともクリスピー?
・どこで仕入れてくる?
・店内のデザインは?
 
などなど、
その過程で提供者側が
消費者にものを買ってもらうために
どのような作戦を立てているのか
丸裸にされているのが面白い。
 
ヘェ〜、グロいけど
鶏ってこんな感じで死ぬんだ :mrgreen: 
とか
大企業から養鶏農家への嫌がらせ行為、
とか
私たちこんな感じで
美味しいと思わされているのね
というテクニックも満載。
 
つまり、
 
この映画を観た後に外で買ってきた
食べ物を食べようもんなら、
 
「私はこれを食べたいと思って買った。
 けれど、食べたいと思わされていた?
 買わされてしまったの?
 美味しいと思ったけど
 思わされていた?
 一体、私が食べたいって
 なんなんだ!
 
と頭が混乱することであろう。
 
このパッケージの意味、
この文言の意味、
デザイン、
 
そう、全てに、

食料品店の店頭に
偶然の要素は一つもない
-「フードトラップ」マイケル モス (著), 本間 徳子 (翻訳)

 
と氣付いてしまうのだから。
 
何も考えず生きたい人には
オススメしない映画である。
 

本当に美味しいものを
食べて生きたいと
思った人はぜひ観て欲しい映画である。
 
もちろん、
この記事というか
まなべ農園公式ホームページに
記載されている一言一句は全て、
 
まなべ農園の野菜を
食べてもらうために
書かれている 
 
ということも申し上げる次第である。
 
では、
どうしたら企業の思惑に
引っかからずに自分の
本心から食べたいものを
食べられるのか、
 
それについては後編で述べたい。
 
企業のやることは
変えられないが
手の内を知ることはできる。
そして、
自分の知識を高め
防御力を高めることもできる。
 
結局、自分で賢くなるしか
ないってことを後編では書く。
 
映画内で
触れられていた
「キャピキャピ系ヘルシー」
については是非触れたいと思っている。
 
キャピ系ヘルシー
という言葉は一回も映画には出てこないが…
 
 
今回、引用した本を含め
防御力up本も紹介しておく。
 
それではまた、後編で。
 
お読みくださりありがとう
ございました。
 
おしまい。

防御力up本

・フェイクニュースの見分け方(新潮新書)
 烏賀陽弘道 (著)
・報道の脳死(新潮新書)
 烏賀陽弘道 (著)

 

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