畑の様子をお伝えします

私が借りている畑は元々は水田でありました。
つまり、

元々、稲が育てられていた場所です。
ゆえに、水田らしい土質なのであります。
(当たり前ですね)

適所適作という言葉があります通り、
このような場所には稲を育てるのがベストです。
ですが、借りられる畑の事情にもより、
必ずしも”良い条件”の畑が転がっているわけでは
ありません。

日本には耕作放棄地といって、何年にも渡り耕作されていない
土地があります。日本全国その広さを合わせると、
なんと、

滋賀県に匹敵するくらいの広さの土地が
放置されているわけです。

その中には元々、水田だった場所、畑だった場所
も含まれています。
私のような新規就農者が借りられる畑は
必ずしも畑ではなく、元々水田である場合があるわけです。

稲が育つのに良い環境であった水田を
畑のように使いたい。
そこで、溝をほるのです。

野菜がうまく育ってくれる条件の一つに
水はけというのがあります。
皆様も、ずっと濡れっぱなしの服を着るのが
嫌なように、野菜もずっと濡れっぱなしは
好ましくありません。

ということは、水はけをよくする必要があります。
そのために、溝を掘るのです。

今回掘った溝は、

全長約30メートル
幅30センチメートル
深さ25センチメートル

です。

溝です

国土交通省の資料によれば
土の重さは、一立方メートルあたり

1.8トン/1㎥

とのこと。
もちろん、土の状態にもよりますが
平均してこのくらいということです。

私が今回掘り出した土の量(重さ)を
求めてみます。

まずは体積を求めます。

0.3メートル×0.25メートル×30メートル
=2.25㎥

先ほどの国土交通省の重さを用いれば
1㎥あたり1.8トンでしたので、

1.8トン×2.25㎥=4.05トン

ゆえにこの作業で私が掘り出した土の重さは
4.05トンであると求められました。

ちなみに、JR東海さんがメインとなって進めている
リニアの工事。
この工事にはトンネルを掘る必要があります。
どのくらいの土の量が発生するのでしょうか?

出所:http://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/efforts/nagano/_pdf/toyooka_temp_storage1-s.pdf

豊丘村内発生土置き場(本山)における環境の調査及び影響検討の結果について(資料編)

この資料は、トンネル発生土(トンネル工事をしたときに出てくる土)
の置き場を選定する経緯を書き記したものであります。

その中で、
 ”豊丘村内で発生するトンネル発生土222万㎥の発生土置き場
として活用させてほしい旨、長野県及び村へ回答した”

という文章に見られるように、
豊丘村内で発生する土は222万㎥であります。

今回の溝掘作業で私が掘り出した
2.25㎥では太刀打ちができません。
(太刀打ちする必要はありませんが笑)

986,666倍です。

ゆえに重さも、986,666倍ですから
このリニアトンネル工事では
(あくまでこの資料からの推測です)

3,996,000トン

の土が運び出されるわけですね。

4.05トン
vs
3,996,000トン

もうよく分かりません。
トンネル工事はすごいですね。

申し訳ありません
話がそれてしまいました。

というわけで無事
この畑の水はけは確保できたわけであります。

全ては美味しい野菜を提供するために。

今後ともよろしくお願い申し上げます。