雷から避難しようと、
軽トラに入ったら、
スズメバチがいて、


僕は
すぐ外へ飛び出して、
 
でも、
このまま外にいると
雷雨のシャワー浴びるな
と思っても
 
車の中にはスズメバチがいて、
一体、どうすれば?
 

って思って、
 
 
雷には勝てないが
スズメバチになら
勝てる、
 
 
と自信ありげに、
スズメバチを追い出しに
車に戻ったところで、
 
 
実際、僕にはそんな勇気は
無かったんです。
 
 
窓からひっそり
 
スズメバチがどこにいるのか
確認するところから
始める勇気しか無かったんです。
 
 
するとですね。
 
 
さっきまでいたはずの、
ヤツがいなくなってるんですけど。
 
 
1番怖いパターンです。
 
 
どこに敵がいるのか
分からないパターン。
 

こうなると、
蝶々が飛んでいるのを見ただけで、
ビビるし、
 
ハエの音で飛び上がるし、
 
それはまるで、
恐怖に支配されてる
ゾンビ映画の主人公状態。
 
 
軽トラの中のもの全部出して、
ヤツがいないの
隅々まで確認して、
密閉空間にして、
蚊取り線香炊いて、
煙攻撃して、
 
 
よし。
もう、居ない。
 
 
って確信を得て
やっと安心できる
避難場所を確保できたんです。
 
 
でも、
ちょっと待ってください。
 
 
あの時、
僕が見たのは、
本当にスズメバチだったのか?
 
幻?
 
 
室内灯のところにいた、
スズメバチ。
 
 
僕は本当にスズメバチを
見たのかな?
 
 
って不安になったんです。
 

不思議ですよね。
 
 
蜂がいないの確認して
安心したはずなのに、
 
自分から進んで
ホラー映画の続きを
見てるってゆう。
 

ベニアズマ
が順調に育ってる話を
したかったんですけど。
 

 
おしまい。