2週間ほど前に、後輩から
 
長野県伊那市のフレンチシェフからマッチョなイベントの
お誘いがきているのですが一緒に参加しませんか??


という連絡がきました。
 
 
詳細を聞くと、
 
『西駒山荘という山小屋で
 毎年25名のフルコースを提供しているイベントで
 信濃錦(宮島酒造)さんとのコラボです!
食材は当日、参加者で手分けして山の上まで運び上げます! 
 配膳のお手伝いなどをする人を募集しています!』
 
 
という感じ。
 

 
 
超面白そうだけれど、
登山、絶対大変や〜
 
 
と思いつつも
 
 
超面白そうだけれど、
登山、絶対大変や〜
 
 
と思いつつも
 
 
超、面白そうやけれど
 
うわーってなって、
少し悩んで、
 
 
「参加する!」
 
ということで返事しました。
 
 
ぶっちゃけ、
 
 
 

行って良かったです。
 

 
 
5年ぶりの登山。
 
荷物、重いし。
 
正直なところ
楽しみ半分
不安半分でした。
 
 ・
 ・
 ・

長野県伊那市のレストラン「kurabe」
のオーナシェフと同行しました。
 
 
私自身は、
コース料理を直接食べることはなかった
(まかない料理が超超超美味しい)のですが
 
裏方としてシェフと
 
 
「美味しい食べ物」
 
 
についてあれやこれや話せた
 
時間は宝物となりました。
 

鹿もも肉ロースト

 
 
食材を提供する農家も
それを使って料理するシェフも
 
 
目指しているところは
 
 
「美味しいものを提供する」
 
 
ということです。

 
その土地で、その人でないと
 
出せない味がある、

そこに人は魅力を感じる
 
 
のです。

 
私も同じ思いです。
 
美味しさが生まれる要素の一つに、
 
 
「味わいの違い」
 
 
があると思うのです。
 
 
仮に、あんぱんが
 
日本全国どこへ行っても
 
同じ味だったら、
 
美味しさは生まれないと思うのです。
 
 
小豆の産地による味の違い

 
餡子の炊き方から生まれる味の違い
 
 
それが個性となって、
 
その人しか出せない
 
『あんぱんの味』
 
があるのだと思います。
 
 
他所であんな味が受けているから
 
自分のところでも
 
あんな味に近づけよう
 
  

というのはナンセンスなのです。
 
 
そんなことしなくても
 
今ある、
 
 
自分の味をもっとだすには
どうしたらいいのだろう
 
 
とした方が
 
いいと思うのです。
 

そば粉ガレット(ガレットに限らず、食材は地元で採れたものをふんだんに使用している)

 
 
仮に

思い描いていた「あんな味

に近づけたとしても
 
そこに
 
自分の味はありません。 
 
 
あんな味」になれば
 
誰からもきっと
 
【美味しい】
 
 
と言ってもらえて、
 
誰からも嫌われない
 
「あんな味」になれたとして、
 
 
どこに
 
【自分主体の美味しい】
 
が在るというのでしょう。
 
 
誰からも嫌われないような
 
味は
 
誰からも好かれない
 
味です。
 
 
自分も野菜を栽培販売していますが、
 
 
「好きな人は好き」

「嫌いな人は嫌い」
 
だと思っています笑
 
万人ウケする野菜に
 
美味しさは存在しません。

 
「この味がいい!」
 
 
を言ってもらえることは、
 
どこかに
 
「この味は微妙〜」
 
という人がいるということです。
 

 
でもそれが
 
いけないことじゃないのです。
 

ただそれだけのことです。
 

 
日本に住んでいる1億人一人一人に
 

その人だけの

「食べ物嗜好」
 
があります。

 
つまり、
1億通りの美味しさセンサーが
在るということです。
 
 
一億通りの美味しさセンサーが

 
みんな一緒だったら

 
なんか嫌じゃないですか。

 
1億通りあれば、
 
そりゃ、色々あります。
 
でもそれは、 
 
ダメじゃなくて、
 
ただ相性が合わなかっただけ。
  
 
自分の嗜好と
食べ物の相性が合わなかっただけ
 
 
それだけのことです。
 
私の野菜販売ページには
 
まなべ農園との相性チェックリスト
を設けています。
 
 

野菜を購入する前に、
相性が悪いなと感じれば
購入を控えていただくリストです。
  
 
私は、
 
自分の野菜が好きな人に
 
届けたいのです。
 

 
寄り道をしていたら、
 
本当に届けたい人に
 
届けられなくなります。
 
それは悲しいのです。
 

 
 
他所と違っていいのです。
 
他所も他所でよくて

自分も自分でいいのです。
  
 
 
他人の嗜好に目を配るより
 
 
自分の感じる

【美味しい】 
 
をこれからも
 
探し続けて
 
食いしん坊な

生き方をして参ります。

お誘いいただいた後輩、
荷揚げスタッフのかた
参加者の皆様
西駒山荘の方々

お会いできて光栄でした!
 
この度は本当に
ありがとうございました。

 
追記:

写真はご来光。
普段、日の出たては見えないから
最高。
帰りは猿が出現。

 
あ、5年ぶりと言っても
昨年戸隠登った。
あ、5年ぶりと言っても
いつか、高尾山にも登った。
でも、5年ぶりの登山だったのだ。 
 
 
最後までお読みいただき
ありがとうございます。

 
まなべ農園 真鍋和孝