今回は、イノシシ君についてのお話です。先日、
長野県の鳥獣害を専門に扱っている方から
イノシシ君について勉強する会がありました。

私も以前から興味のあるテーマでしたので
グッドタイミングでの勉強会でした。

その話をシェアできればと
思います。

イノシシ君なんて自分の生活に
関係ないやと思っている方もいるでしょう。

という方のために、
質問です。

カツ丼は好きですか?
豚の生姜焼きは好きですか?
豚の角煮は好きですか?

カツ丼は食べますか?
豚の生姜焼きは食べますか?
豚の角煮は食べますか?

どれか一つでもYesがあるのなら
お願いです。
どうかこのまま読み進めていただいて
イノシシ君について少しでも知ってください。

なぜなら、
イノシシ君と豚さんは
似ているからです。




農水省によれば

“ H28年度シカが約56億円
 イノシシが約51億円
 サルが約10億円”

の農作物被害が出ています。

ちなみに、日本のGDP500兆円のうち、
農業は5兆円を占めています。
約1%です。

農作物の被害額を約100億円
といたします。

五千分の一くらいですね。

まずは100億円が
どのくらいの額かを確認しておきました。

さて、本題に入ります。

私の畑でも
さつまいも畑を荒らされたり
かぼちゃをかじられたりしました。

よって被害額100億円に少しは
貢献できたわけです笑

野生動物の被害は
ほんとうに深刻です。

農作物を荒らすものもいれば
山に生えている木を食べたり
人を襲ったりするものもいるわけです。

ですから、

畑を耕す者にとって
イノシシ君とどう付き合っていくのか?

を考えることは大切なのです。

私は農作物が荒らされるのが嫌です。
なぜなら、
お客様へお出しする野菜が無くなるからです。

無くなればお金が無くなります。
つまりは、
生活に困るからです。

じゃあ、生活に困らなければ
荒らされても平気なのか?

と言われればそれも違うのです。

自家用の野菜だけ栽培している
といっても、
イノシシにとっては、

同じ餌だからです。

彼らからすれば

・農産物としての野菜

・自家用としての野菜

の区別はつきません。

同じ美味しい野菜

なのです。

ですから、

自家用野菜が食べられた!
まぁ、いっか。

は、

イノシシに野菜の味を
覚えさせてあげた

と同義なのです。

味を覚えたイノシシは
自家用の畑だろうが
出荷用の畑だろうが
襲ってきます。

まっ、いっか。
は、

「イノシシさん
野菜の味は美味しいでしょ?」


彼らに新しい世界を
教えてあげたことになるのです。

自分の畑だけならほんとうにそれで
いいのです。

しかし、現実は

見境なく
彼らは農作物を食べます。

ですから、
イノシシ問題を解決するのは
地域ぐるみで取り組まないと
いけないのです。

地域ぐるみというと
大勢で電気柵を囲って
イノシシの侵入を拒む!

というイメージがありました。

けれども、そんなに大掛かりな作業は
要りませんとのこと。

電気柵はいわば、
火災が発生した時に
消防団を呼ぶようなもの。

つまり、
イノシシ対策
最終手段なのです。

火事=イノシシ被害

と定義します。

火事を消すにはどうしたらいいでしょうか?




はい、その通りです。
まずは

火災を発生させないことが
一番です。

火災が発生するのは
なぜですか?

多くは火の不始末であったりするわけです。

これは、誰のせいですか?

そうです、

火の不始末をしたのは
人間でしょう。

いくら
消防団がスーパーな消化設備を
持っているからといって

火事起こしてもいいや

と思う人はいないわけです。

普段から火の用心
を心がけることによって
(小さい頃からの教育)

火災が発生しないような
心遣いを身につけているのです。

(我ながら、非常にわかりやすい話。
でもこれは、担当者からの受け売りです♪)

ダイエットもそうでしょう。

いくらスーパーサプリメントが
開発されても
それを使用する以前に
まずは自らの食生活を見直すのが先です。

いってしまえば、
これが解決策だ!
という完璧な答えはどこにもないのです。

では、これをイノシシ対策に当てはめれば
どうなるでしょう?

そうです、
イノシシが畑を荒らしまくっているのは
私たちが美味しい野菜の味を
彼らに教えてしまったからです。

いや、あいつらが勝手にきたんだ!
悪いのは俺じゃない!

というのは

火事を起こしたのは
風の強い日に焚き火をして
車が燃えてしまった時に

悪いのは風だ!

と言い訳しているようなものです。

どう考えても
そんな日に焚き火をする方が悪いでしょう。

イノシシ問題も同じです。

まずは、

我々に原因がある。

という認識をすることが大切です。

となれば話は簡単です。

私たちが変われば良いだけの
話です。

つまり、イノシシを寄せつけないようにする
心遣いを身につければ良いだけの話です。

そのためには

イノシシがどういう習性を持っているのか?

知ることが大切になってくるわけです。

はじめに申し上げました、

イノシシにとっては
出荷用だろうが
自家用だろうが

区別していない話。

これは、

形が悪いからといって
ポイと畑に捨てる野菜も
彼らにとっては餌です。

栽培者であろうが
家庭菜園者であろうが

畑にポイとすてていれば
彼らにとっては餌なのです。

申し訳ありません。
私も彼らに味を覚えさせた
一人です。

起きてしまっているものは
仕方ない。

火事レベルの地域は
電気柵を設けるのが一番です。

目の前で火災が起きているのに
心遣いを変えねばならぬと
頭を捻らすのは
毒矢が刺さったまま
生活するようなものです。

ですから、

まずは自分の地域が
どの段階にあるのか把握するのは
大切なことだと思います。

私の畑は

小火が出始めた

くらいです。

もしかしたら、初期消化で
対策が打てるかもしれません。

私ができることは何でしょうか?

その一。
畑に捨てる野菜があってもそのまま放置せず
刻んで食べられないようにして
土に埋める。

その二。
お墓のお供え物も野生動物の餌になるので
持って帰ってもらうようにお願いする。

その三。
動くカカシを設置する。
動力はソーラー発電。
最新のAIを備えており、イノシシ追尾システム搭載。

まずは人と同じ動きをして追い払う仕様。
それでもイノシシ君が侵入して来たら

カメムシバズーカー
発射する。

ビビってイノシシは退散する。

群れに帰ったイノシシ君は
「お前、超臭いぞ!」
と言われしばらく嫌われる。

嫌われるのが嫌なので
「あの畑には二度と行くものか!」
といって山での生活を再開。
餌の量も程々になり
ちょうど良い頭数に落ち着く。

 

私ができるのは以上のことです。

餌となるのは野菜だけではありません。
放置された柿の木もそうです。

おそらく昔は全て収穫して
加工して食べていたのでしょう。

ですが、
管理する人がいなくなれば
木は放ったらかしになります。

ですから、その木を切ってしまう
のも有効な対策なのだそうです。

その権利は地主さんにあるので
私はできません。

私にできるのは
必死で柿を収穫することです。

ここまで長々と書いて来ました。

少し疲れました。笑

まとめると、

イノシシ君には
カメムシバズーカーを発射してあげる
のが有効な手段かと思います。

しかし、
現実的ではありません。

となれば、

手動で地道に

・餌となるものをそのまま放置しない

・ちゃんとイノシシに対して怒る
(農家さんは優しすぎるからダメとも
話されいました。本当にそうです。
優しすぎるのかもしれません。
イノシシは怒られるとか
嫌な思いをすると来なくなるそうです。
ですから、心を鬼にする必要もあるのかもしれません。
心を鬼にした結果がカメムシバズーカーです。)

・柿を収穫する

・栗を収穫する

・この話をシェアする

 

ことになります。
取り急ぎ、聞いた話をシェアしました。
いただいた資料は著作権フリーでどんどん
拡散してくださいとのことでしたので
スキャンして後ほどアップします。

最後までお読みいただきありがとう
ございました。

追記:お話をききながらイノシシ肉料理もいただきました。
(写真はないです><)
美味しかったです。ご馳走さまでした!