お祭りの後の気分は最高!と言いたいところですが、、、

祭りって屋台で飯を食い、金魚すくいして、花火が上がって、
告白するタイミングを見計らい、「好きです、付き合ってください」この一言をどのタイミングで言うのか、必死に悩み考え、結局言わず仕舞いになることが多い行事である。
そして、世の中には、

「告白の絶好のタイミングはここだ!」

「金魚すくいで相手をキュンとさせる方法」

「花火を見ながらの話し方〜”綺麗だね”の一言では終わらせない花火の的確な表現方法〜」

「成功する屋台飯はこれだ!たこ焼きは歯に海苔がつく!屋台ではかき氷を食べろ!」

・・・
などなど、
そのような本で溢れかえっているのです。
で、
告白を成功したい男性陣は、本を買い

「なるほど、たこ焼きはNGなんか」
「金魚すくいは2匹だけゲットするのがいいんやな」


正解探しを始めるのです。

正解などないのに。。。

でも、何かにすがりたいのです。
宗教やなんでもいいのです。
誰か僕に正解をください。
失敗したくありません。
振られるのが怖いです。
恥ずかしいのが嫌です。

もっと簡単に告白する方法を教えてください。
絶対成功する方法を教えてください。

僕もいわゆる自己啓発セミナーとか怪しげな団体の集会に顔を出したことがあります。
そこに参加するとですね、

気分がよくなるんです笑

まさに、祭りに行って告白成功して
「やったー彼女できたぞ〜!!」
そんな気分になるのです。

でも、今回の万冊祭。
出版業界に革命を起こす祭。
詳細はこちらの記事をご覧ください。

https://www.facebook.com/yukoushimizu/posts/1749542908411310

何が凄いかって。
祭なのに、なんか、
祭じゃない笑

この感覚を説明するのは大変難しいです。
ここで僕が感じたこと全てを文字で表現できてこの文章を読んだ人が全て理解してくれる。
多分それは、偽祭です。

花火を見て、「音すごいなぁ」「炎色反応かぁ」「でかいなぁ」「君の横顔の方が素敵やなぁ」
とか。
本を読んでもそう。
ライブに参加してもそう。

一人一人が感じたことは、違うのです。
フェイスブックでも様々な人が感想を述べられていてとても面白いです。
それがいいんです。

でも、多くのセミナーや本が正解を提供しています。
「金魚すくいでは2匹捕まえて、
それを見ながら、
”仲良しな金魚やなぁ”って呟いて、女の子に”二人きりって素敵やな”って思わせるんやで」

「歯に海苔は絶対あかんから、かき氷を食べるねん。
相手の体温を下げて温もりを必要とさせれば、自然と手を繋ぎたくなるから」
などなど。

そうすれば気分がいいですよね!!
なるほど〜!!
参加した全員が
「金魚すくいは2匹!」「たこ焼きNG、かき氷万歳!」
と同じ感想を持つのです。

僕はそれはおかしいと思います。
だから今回の祭。
気分は最高!!と言いたいところなのですが、
よー分からんのですw

金魚は1匹でもいいよ!
2匹でもいいと思うなぁ。
12匹くらいでもいんじゃない?
そもそも金魚すくいなんてしなくてもいんじゃない?
そもそも祭で告白しなくてもいいんじゃない?
そもそも彼女いる?
なぜ彼女ほしいの?
・・・

そんなメッセージを僕は受け取りました。

ヒントはあるけれど、
正解はない。

このモヤモヤ感。
これを味わえるのが
万冊祭
なのでありました。

清水さんをはじめ運営スタッフの方、
ゲストでお越しいただいた方々
本当にありがとうございました。

正解がないという正解にすがるのも自由。
自分で選択して、生きる。

以上が感想になります。

で、話はまだ続きます。
1日目が終わった翌日にやたら早く目が覚めたので
動画をとりました。
その時に書いたのが下記の文章です。

==============
タイトルは
「栽培方法による味の違い ポンカンver. 」

今回は、栽培方法による味の違いシリーズ
「ポンカン」編を撮りました。

今回の動画では単純に
オーガニックだから美味しい!
というのをお伝えしたいのではありません。

美味しさの多様性を認めてその上で
何を食べるか選ぶ(選んでいるという感覚)
のが楽しくていいのじゃないかなと思っています。

僕はそれが豊かな食生活だと思っています。
方法に固執してしまうとそれ以外の美味しさに気づけなくなる気がします。
もちろん、栽培方法による味の違いはあります。
僕の動画で何度も繰り返し申し上げていますが、
味というのは非常に曖昧なものです。

例えば、トマト一つとっても
1品種による味の違い
2栽培地による味の違い
3栽培方法による味の違い
⒋生産者による味の違い
さらに、
そのトマトが手元に届いたとき
5、配送方法による味の違い
6、保存方法による味の違い
7、食べる人のお腹の好き具合による味の違い
8、誰と一緒に食べるかによる味の違い
9、料理方法による味の違い
10、料理を作った人の腕前による味の違い
Etc,,,

という感じで様々な条件が存在します。
その中で正確に味を比べようと思ったら、
条件を同じにしないといけないわけです。

が、残念ながらその条件を揃えることができないと思います。
品種を揃えることはできます。
けれども、厳密に全く同じ場所で同じ条件でトマトは栽培できないと思うのです。

例えば、
仮に同じ畑でトマトを育てるとしましょう。
一方は肥料や農薬を一方は無農薬無肥料で。
一見、大丈夫そうに見えますが、
土の中を覗くとそれはそれは、たくさんの微生物がウジャウジャいるわけですw

隣同士植えられたトマトの根っこもどこに伸びるかわかりません。
無農薬と言いつつも隣のトマトの薬が飛んでいる可能性もあります。
無肥料といっても隣のトマトの肥料分に根っこが到達していることも考えられます。

さらに、お腹の空き具合も揃えることはできません。
トマトAを最初に食べたら
トマトBを食べる時にはお腹の空き具合は異なっているわけです。

などなど。
考えれば考えるほど、条件を揃えることは難しいというか
無理。笑
です。

もちろん、マーケティング上、
栽培方法でオーガニック=美味しいといえばわかりやすい。
僕ももしかしたらそんな方法で野菜を売り出すかも。
でもそれは、本音ではない。

美味しさを決めるのは、食べた人だ。

僕は自分の作った野菜を美味しいと思うでしょう。

食べ比べをして自分の野菜を美味しいということもできるでしょう。
野菜を食べて健康に痩せよう!
と売り出すこともできるでしょう。

でも、何が美味しいのか何が健康にいいのか
本当のところ僕は
わからないのである。
ほんまに。

でも僕は、これが自分にとって
お客様にとって
世の中にとって
地球にとって
いい
というものを選択していきたい。

美味しさの多様性を認める。
そんなことを思ったのでした。

という前提で僕は食べ比べをしています。
楽しいからですね。

=============

今日振り返って昨日書いた自分の文章見て
ええこと書いてるなぁと思うのです。

なので、フェイスブックにも載せました。
でですね、
僕は今回の動画で重大なミスをしています。

ちゃんと確認したら僕が食べ比べていたのは
「慣行栽培の伊予柑」

「無農薬栽培のポンカン」

でした。

大変な勘違いをして食べ比べをしていたわけです。
そんな動画はNGにして撮り直せばいいと
思うわけですが、
人間だから間違うこともあります。

こういった間違いもたまにはいいじゃないか。
と思える自分もええなと思うのです。